革新への挑戦
SUNSETが今まで創り上げた伝統と、若い世代が持ち込む新しい技術や価値観が合わさる時、ワインの世界で新しく挑戦出来る事がたくさんあると私達は考えています。それはIoTを駆使したデジタルで最先端の醸造や熟成の工程管理、品質保持の実現に始まり、古典的なワインの国際物流に関しても解決・改善できる問題が多くあります。たとえば日本でお店で手に入るワインの値段はワイナリーの蔵出し価格の約3-7倍、レストランでの提供価格を考えると、お店で特別な日に1万円以上を出して開けたワインから得られるワイナリーの収益が1000円にも満たないことは一般的です。もちろんコストがかさむのは複合的な原因があり、誰かが利益を独占しているわけでは決してありません。国際輸送や通関手続き、保管、営業、在庫リスクなど、古典的なワイン物流に関しては多くのキャッシュアウトが発生します。一方でワイン造りは一朝一夕どころか、どんなに短くても2年以上の歳月が必要。ワイナリーの売上から膨大な原価や人件費を除けば、そこに殆どの利益は残りません。結果として日本で飲むことができるワインは、希少で高品質な代わりに大変高価なワインか、数を生産して利益を生み出せる大規模なワイナリーのものしか手に入れることが難しい状況です。
私達のチームは各人がそれぞれが日本生まれであったり、日本にゆかりを持つ者たちです。自分たちが愛を込めて造った美味しいワインを、どうにか日本の人達にも楽しんでほしい。一方で、私達の生産規模で従来の方法の輸出をすると日本では大変高価なワインになってしまい、ダグラスの目指す「普通の人でも最高に美味しいワインを気軽に飲んで楽しんでほしい」という想いを実現することは到底できません。そこで私達は日本での小売販売や卸販売を一切行わず、インポーターや代理販売業者を経由せずに、限られた契約飲食店とワインクラブ・メンバーの個人のお客様に「直販」を行うことで、間接コストを極限まで抑えることを実現し、従来では実現できなかった価格で美味しいワインを届けることに挑戦しようと取り組んでいます。
その他にも、いまの時代、いまの技術、いまの物流だからこそできるワインへの挑戦ということが多くあります。私達はカリフォルニアの文化を愛するイノベーターとして、様々な革新に挑戦していきます。